専業主婦の妻が交通事故で死亡しました。「逸失利益」はどのように計算するのでしょうか。

おおむね、354万7200(※平成24年)×0.7×年齢に応じた「中間利息控除係数」(※中間利息控除係数:死亡時点での年齢に応じた「係数」が一般に用いられている。例えば故人が25歳であれば17.423,50歳であれば11.274。)で計算されます。
逸失利益とは,「交通事故がなければ被害者が得たであろう経済的利益を失ったことによる損害」を言い,交通事故の加害者が被害者に賠償すべき損害の一部分を構成します。
被害者が死亡した場合の逸失利益は,
「収入額(年収)×(1-生活費控除率)×中間利息控除係数」
という式で計算されます。
【収入額】
専業主婦の場合は,自身に収入がないものの,「家事労働に属する多くの労働は,労働社会において金銭的に評価されうるものであり,これを他人に依頼すれば当然相当の対価を支払わなければならないのであるから,妻は,自ら家事労働に従事することにより,財産上の利益を挙げているのである」との考えから,女性労働者の平均賃金額を収入額とみなして逸失利益を計算します(昭和49年7月19日最高裁判所第二小法廷判決)。
具体的には,厚生労働省の調査に基づく「賃金センサス」の,女子労働者の全年齢平均の賃金額が用いられるのが一般的です。(ちなみに平成24年であれば年額354万7200円です。)
なお,「専業主夫」の場合も,女子労働者の全年齢平均賃金額を用いることが多いようです。
【生活費控除率】
次に「生活費控除率」についてですが,一家の支柱ではない女性については30%として計算することが多いようです。
したがって,専業主婦については 1-0.3 = 0.7 を,先ほどの「収入額」にかけるのが通常です。
【中間利息控除係数】
ここまでに計算した年間の利益額を今後何年間か得られたはずだと考えて損害額を計算するのですが,将来得られたはずの収入を今すぐ受け取るものとして計算するため,利息分を差し引いて計算する必要があります。
この計算は面倒ですが,年齢に応じた「係数」をあらかじめ計算した一覧表がありますので,その表から故人に該当する部分の数値を見ることで分かります。
以上の説明は,あくまで,個別的な考慮を行っていない場合の計算に過ぎません。
夫婦の働き方等によって,基礎とする収入額や生活費控除率が変わってきますので,上記の式はあくまで参考程度に考えてください。

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